ルーマニアの梱包材回収会社RetuROは、同国に新たな回収センターを開設した。 これは3番目のセンターであり、消費者への包装の返却プロセスを促進する役割を果たす。 このようにして、ルーマニア国民にリサイクル文化と環境への配慮を促進することを目的としている。 さらに、この取り組みによって埋立処分される廃棄物の量が減り、より持続可能な循環型経済が促進されることも期待されている。

3300平方メートルのスペースに、PET缶やアルミ缶を計数する機械や、ガラス容器などを計数する機械が設置されている。

デポジット・リターン・システム(DRS)の運営を担当するRetuRO社は、このほどルーマニアのブラショフに飲料容器回収のための3番目の地域センターを開設した。

VGPのロジスティクスパーク内に新設された施設は、年間2億4000万個を超えるDRSパッケージの処理能力を持つ。

ブラショフ市の中心エリアは3300平方メートルの広さがあり、PET缶やアルミ缶の計数機、ガラス容器の計数機、包装資材の保管倉庫やプレス機など、包装加工用の最新鋭の機械が設置されている。

センターは、ブラショフ、ハルギタ、コバスナ、シビウの各郡とその近隣地域にサービスを提供するために戦略的に選ばれた。

ブラショフの施設は40人の雇用を創出すると推定されており、同管理者は全国で約500人の環境関連雇用の創出を目指している。