Every Can Countsの新しい調査によると、英国では6組に1組の夫婦がリサイクルをめぐって口論している。同団体によると、英国の夫婦の15%がリサイクルに関連して口論をしたことがあり、そのうちの32%が少なくとも週に一度は意見の相違があると認めている。

この報告書は、一見単純に見える行動が、いかに家庭内の争いにつながるかを浮き彫りにしている。争いの主な原因は、ゴミを間違ったゴミ箱に入れる(40%)、空のトイレットロールをトイレに放置する(33%)、リサイクル前に容器をきちんとすすがない(30%)などである。

英国の2,000人を対象にしたこの調査は、家庭内外のリサイクルの重要性に対する認識を高めることを目的としている。

リサイクルをめぐって口論になったことがある人の23%は、それが大きな喧嘩に発展したと答え、15%はその結果、パートナーと1日以上口をきかなかったことがあると認めている。

このような緊迫した状況にもかかわらず、73%の家庭がリサイクルシステムを導入しており、79%の英国人が自分の住んでいる地域のリサイクル規制について知っていると答えている。

パートナーがリサイクルの際にミスをすると思う理由を尋ねたところ、28%が「イライラさせるためにわざとする」、27%が「怠惰のため」、23%が「単にパートナーが自分のやり方の方が良いと思っている」と答えた。

Every Can Counts」プログラムの責任者であるクリス・レイサム=ワードは、正しいことをしようという大きな意識と取り組みがもたらすポジティブな側面について、次のようにコメントした。
例えば、アルミニウムは無限にリサイクルすることができ、缶詰はわずか60日で棚に戻すことができます。だからこそ、意見の違いはさておき、地球を守り、貴重な素材を流通させ続けるために、誰もが自分の役割を果たすことが不可欠なのです」。

家庭のリサイクルをめぐる紛争で最も多い理由トップ10

  1. 廃棄物を間違った容器に入れる
  2. トイレットペーパーの空きロールをトイレに放置する。
  3. リサイクル前に容器を適切にすすがなかったこと
  4. 袋を交換せずに有機廃棄物バケツに水を入れ過ぎること。
  5. 汚れた食器やプラスチック容器を他の人に洗わせたままにすること。
  6. リサイクルをゴミ箱の中ではなく、外に集積する。
  7. 有機ゴミを一般ゴミ箱に入れる
  8. リサイクルを出す順番を話し合う
  9. カートンを正しく折りたためなかった
  10. 油まみれのピザの箱はリサイクル可能か?