カールスバーグによる33億ポンドをかけた飲料メーカー、ブリットビックの買収が英国の競争規制当局によって承認され、今年最大の買収のひとつに道が開かれた。


両社は7月に、カールスバーグのビール・ポートフォリオと、ハートフォードシャーのヘメル・ヘンプステッドに本社を置くブリットビックのソフトドリンク・シリーズを統合することを目的とした取引を発表した。


9月、競争市場庁(CMA)は合併の初期審査を開始した。火曜日、CMAはこれ以上の調査を行わないことを確認した。合併は1月16日に完了する予定である。


カールスバーグ社の広報担当者は、「カールスバーグ社とブリットビック社の合併により、英国において非常に魅力的なマルチドリンク・サプライヤーが誕生し、効率的なサプライチェーンと流通網を持つことで、市場をリードするブランドのポートフォリオとワールドクラスのサービスを顧客に提供することができる」と述べた。買収完了後、カールスバーグは「カールスバーグ・ブリットビック」という統一組織を設立する予定だ。