4月22日、プレストン(英国ランカシャー州)のアヴェナム・パークは、リサイクルの重要性に対する意識を高めるためにデザインされた特別なアート作品の舞台となった。
CANvasと名づけられたこのアートワークは、700個以上のリサイクル飲料缶から作られており、非営利の環境保護プログラム「Every Can Counts」がプレストン市議会と共同で推進している取り組みの一環である。
このカラフルな壁画は、地元アーティストのショーン・シャープによって描かれたもので、彼は壁画の制作や、子どもから大人まで楽しめるクリエイティブ・ワークショップの指導で、ノースウエスト地方ではよく知られている。何千人もの人々が集まってチョコレートのイースター・エッグを転がし、音楽やワークショップ、大道芸を楽しむ家族向けのイベントである。
CANvasのデザインは、微笑む惑星を抱く手を描いており、環境保護のための行動ひとつひとつが積み重なることを象徴している。このアートワークは、アルミニウムが無限にリサイクルできることを強調し、エッグロールのようなイベント時だけでなく、いつでもどこでも缶をリサイクルするよう人々に呼びかけることを目的としている。
日中、「Every Can Counts」アンバサダー・チームが公園内を回り、特別なバックパックに使用済み缶を集め、より意識的なリサイクル文化を奨励するために市民に語りかけた。
アースデイが終わると、このインスタレーションは、ファリントン廃棄物回収パーク内にある教育的でインタラクティブなスペース、エコ・タウンに移される。
Every Can Countsは、飲料缶メーカーとリサイクル業界のユニークなパートナーシップであり、缶の100%リサイクルを達成するという野心的な目標を掲げている。