旧UPM Raflatacとして知られていたUPM Adhesive Materials社は、成長する高度ラベル市場における生産能力拡大を目的として、米国ノースカロライナ州ミルズリバー工場への戦略的投資を発表いたしました。
この計画の一環として、同社は工場に社内開発された新しいコーティング技術を導入いたします。この革新により、ワイン・酒類、産業、医薬品、郵便サービス等の分野で使用される高付加価値自己粘着材料の生産を大幅に増加させることが可能となります。これにより、UPMは市場シェアの獲得と新たなビジネス機会の創出を目指しております。
「この新技術の導入により、高度ラベル製造における改良された能力をお客様に提供することが可能となります」と、UPM Adhesive Materialsアメリカ大陸担当シニアバイスプレジデントのブリンダー・ギル氏は説明いたします。「さらに、この生産を大陸内のお客様により近づけることで、サービスレベルの向上を図ることができます。」
ミルズリバー工場は25年以上にわたりRaflatacブランドで自己粘着材料を製造しており、新しい高度材料に加えて、紙およびフィルムラベルの供給を継続いたします。
UPMは、製品およびバリューチェーンの革新に取り組むグローバル材料ソリューション企業であり、再生可能繊維、高度材料、脱炭素化ソリューション、コミュニケーション用紙を含む製品を提供しております。