センサーベース選別ソリューションの世界的リーダーであるTOMRA Recyclingは、Lars Engeを新たな執行副社長(EVP)として迎えることを発表しました。
Engeは2022年3月にグループ戦略担当EVPとしてTOMRAに入社し、経営陣において重要な役割を果たしてきました。過去3年間、TOMRA FeedstockやReuseを含む新たなイニシアチブのポートフォリオであるTOMRA Horizonの創設を推進し、c-trace GmbHの買収を主導しました。
TOMRAのCEOであるTove Andersenは、Engeが持つグローバルなリサイクル市場における経験と、部門間の連携を促進する能力を強調し、「彼の戦略的なビジョン、情熱、そして結果志向のアプローチは、TOMRA Recyclingの成長を導く理想的なリーダーとなるでしょう」と述べました。
Engeはまた、「TOMRAのリサイクル部門は、2004年のTitech買収以来、目覚ましい進化を遂げてきました。リサイクル率向上に向けたグローバルな動きは、大きな成長の可能性を秘めており、その可能性をTOMRAとお客様の成功に変えることに意欲を燃やしています」と述べています。
TOMRAに入社する前、LarsはYara InternationalでM&A、財務、戦略の分野で様々な上級職を歴任し、2018年から2022年までYara EuropaのCFOを務めました。また、McKinsey & Company(2009-2014)にも勤務し、ノルウェー科学技術大学(NTNU)で産業経済学と技術経営の学位を取得しています。
Lars Engeは、TOMRAを離れ、新たなキャリアの機会を模索するKatrin Frickeの後任となります。