再利用可能なアルミ製ウォーターボトルへの持続可能なアプローチで知られる英国ブランド「Re:Water」が、英国で最も権威あるビジネス賞のひとつであるキングズ・アワードのイノベーション部門で企業賞を受賞した。

2021年の発売以来、Re:Waterは1,000万本以上のボトルを販売し、サプライチェーンから23万5,000キロ以上の使い捨てプラスチックを削減してきた。

このブランドを支えているのは、ヘレフォードシャーに本社を置くベリントン・ピュアスプリングウォーターだ。Re:Waterのストーリーは、回復力の一例である。デビューは2020年に予定されていたが、パンデミックによってオン・トレードが麻痺し、すべての計画が中断された。デビューは2020年の予定だったが、パンデミックによってオン・トレードが麻痺し、すべての計画が台無しになった。その結果、高級感があり、エレガントで、軽くて丈夫なボトルは、キャップを含めて100%リサイクル・アルミニウム製で、完全にリサイクル可能なものとなった。

Re:Waterの創設者であるマット・クロッカーによれば、このブランドは現在、M&S、生協、プレタマンジェ、カフェ・ネロ、イッツー、ナショナル・トラスト、ロンドン動物園、フォーシーズンズ・ホテルなどで展開されており、今回の受賞は「チーム全員の努力と創造性が認められたもの」だという。

キングズ・アワード・フォー・エンタープライズは、以前はクイーンズ・アワードとして知られていたが、2023年にエリザベス女王の遺産を継承する目的で、国王チャールズ3世に敬意を表して改名された。今年で59年目を迎えるこのプログラムでは、受賞企業は5年間公式エンブレムを着用することができる。