コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(Coca-Cola Europacific Partners:CCEP)オーストラリアは、クイーンズランド州リッチランズにある施設で、アップグレードした新しい缶生産ラインを立ち上げた。このアップグレードは、高まる缶飲料の需要に対応するため、数年にわたる2,220万豪ドルの巨額投資に裏打ちされたものである。新しい缶製造ラインは、地元での生産量を増やし、クイーンズランド州の消費者により迅速で持続可能な飲料の流通を可能にするよう設計されている。


この最新ラインは、コカ・コーラ ゼロ・シュガー、スプライト、マウント・フランクリン・ライトリー・スパークリングといった人気製品を含む、様々なフォーマットで毎分最大2,000缶を生産できる、CCEPのこれまでの最新鋭ラインである。さらに、この施設は、モンスターエナジー製品専用の新しい缶ラインのために7500万豪ドルの追加投資を受け、2025年半ばまでに稼動する予定である。この投資は、市場の急成長に対応してCCEPのエナジードリンク生産を強化するとともに、同地域の雇用創出に貢献する。

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この投資は、CCEPがオーストラリア事業をアップグレードするための広範なイニシアチブの一環である。今年初め、同社はビクトリア州のムーラビン工場で、2022年に同工場の別の缶ラインを4,370万ドルでアップグレードしたのに続き、パワーエイドとフューズ・ティーの製造用にウォームフィル・ラインへの1億550万ドルの投資を発表した。