Ball Corporationは、サウジアラビアの合弁会社であるBall United Arab Can Manufacturing Company(UAC)における51%の持分のうち41%を、ORG Technology Co., Ltd.(ORG)の子会社に約7,000万ドルで売却する取引を完了したと発表しました。この金額は通常のクロージング調整の対象となります。

この取引により、BallはUACを連結対象から除外しました。つまり、UACの財務結果を自社の連結財務諸表に含めることはなくなり、10%の少数持分を維持することになります。この取引は両社間の戦略的提携を強化し、Ballのグローバルな包装イノベーションとORGの地域的な生産能力および実行力を組み合わせるものです。

BallのDaniel W. Fisher社長兼最高経営責任者は、この発表について「ポートフォリオ管理における当社の規律と持続可能なリターンへの注力を反映している」と述べました。さらに、「ORGとの関係を深めることで、サウジアラビアと中東の顧客により良いサービスを提供できるようになり、同時に主要成長分野と長期的価値創造への投資の柔軟性を得ることができる」と付け加えました。