ABAL、第7回ABMウィークで脱炭素推進者としてのアルミニウムの重要な役割を強調
ブラジルアルミニウム協会(ABAL)はこのほど、ブラジル冶金・材料・鉱業協会(ABM)が推進する、冶金・材料・鉱業分野におけるラテンアメリカ最大級の技術科学イベントであるABMウィークの第7回に参加した。 同団体が発表したパネルディスカッションでは、一部の産業分野において脱炭素化と循環型経済を推進する上でアルミニウムが不可欠な役割を担っていることが強調された。
昨年8月、サンパウロにあるプロ・マグノ・イベント・センターに、冶金・材料・鉱業に関連する分野を継続的に改善するために、この分野の著名な権威が集まり、さまざまな見解を深め、これまでにない解決策を国にもたらした。
会議2日目、ABALは「脱炭素化とアルミニウム産業:ブラジルのポジショニングとグッドプラクティス」というテーマで、技術・イノベーション委員会のヘベル・ピレス・オトマール委員長による討論を行った。 CBA(Companhia Brasileira de Alumínio)の持続可能性担当ゼネラル・マネージャーであるレアンドロ・ファリア氏と、ノルスク・ハイドロのコマーシャル・マネージャーであるパウロ・アンドレ・ピオンティ氏が出席した。
イベント中、講演者たちは、脱炭素化とエネルギー転換がブラジルを含む世界中にいかに存在するかを説明した。 また、このような議論には、社会、学界、産業界、政府が参加し、環境に有害な影響を与えるルーチンを最小限に抑え、可能であれば消滅させるために、より良い代替案や解決策を模索することも明らかにされた。
この金属産業は、同じ経済セクターの外でも、持続可能性と脱炭素化を促進するための行動をとることに専心している。 これらの対策には、排出量削減を意図した素材の使用や資源の効率的な利用が含まれる。 したがって、アルミニウムは、その分野そのものに加えて、建設、包装、旅行、日用品など、アルミニウムの主な消費者に関連する事業部門から排出されるガスを削減するためにも重要な役割を果たすことになる。
このように、パネルディスカッションでは、脱炭素化の世界的なシナリオにおけるブラジルのアルミニウム産業の位置づけを提示し、その進化の機会について議論した。 同イベントでは、ABC連邦大学のカルロス・トリヴェノ・リオス教授と同大学の工学部学生の協力により開発されたプログラム「ABALアルミニウム・イン・スクール・プロジェクト」が発表された。 その目的は、学術的な環境において、アルミニウムに関する教育、研究、技術開発を促進することである。