中国宝鋼グループの子会社である宝鋼包装は、カンボジアのカンポンスプー州に新しい飲料缶製造工場を建設しています。約5,070万ドルの投資により、この施設は宝鋼のカンボジアにおける第2の飲料缶工場となり、ベトナムとマレーシアでの事業に続く東南アジアでの第5の工場となります。

この工場は嘉華工業団地に立地し、年間生産能力10億個以上を目標とする2ピースアルミニウム缶の製造用先進設備を備える予定です。この施設により150以上の現地雇用が創出され、現在支配的なサプライヤーが存在するカンボジアの飲料業界における缶の輸入依存度の削減に貢献することが期待されています。

このプロジェクトは、東南アジア市場での存在感を強化し、金属包装分野での競争力向上を目指す宝鋼包装の国際展開戦略の一環です。