英国首都の西部に本拠を構えるロンドン公爵のモータースポーツ拠点が、ファッションの世界に思いがけない一歩を踏み出した。パッケージ会社のP.ウィルキンソン・コンテナーズと提携し、2025年2月に限定版のTシャツを発売したのだ。
この取り組みは、デューク・オブ・ロンドンが初めて試みた服飾デザインの試みの一環である。2015年にマーリン・マコーマックによって設立されたこの団体は、モータースポーツ、フード、クリエイティブ・カルチャーの愛好家を結びつけることで知られている。その新しいコレクションは、レトロとコンテンポラリーを融合させ、同じアイデンティティを反映させようとしている。
各パックには、この提案のために特別にデザインされたラベルが貼られ、製品体験とプレゼンテーションの両方に遊び心と特徴的な要素を加えようとしている。
発売はセルフリッジ百貨店でのイベントで行われ、その後イースターの日曜日にも行われた。この2回目のイベントのチケットの収益は、国のケアシステムを経験した若者を支援するチャリティ団体「コクーン」に寄付された。
缶の製造は、イギリス最大の独立系パッケージング会社のひとつであるP.ウィルキンソン・コンテナーズ社が10日以内に担当した。Tシャツはイースト・ロンドンで印刷され、その日のうちに同社の敷地内で梱包された。
このコラボレーションは、金属パッケージの型破りな使い方を反映したもので、工業領域から離れ、ファッションやデザインといった分野での新たな可能性を模索している。