LME（ロンドン金属取引所）のアルミニウム価格は、中国財務省が12月1日からアルミニウム輸出に対する13％の税制優遇措置を撤廃すると発表したことを受け、先週8％以上上昇した。これは世界のアルミ市場に影響を与えるだろう。短期的には、リベートの取り消しによって中国産アルミは国際市場で割高になり、輸出量が減少する可能性がある。過去20年間、中国のアルミ輸出は大幅に増加してきた。
専門家は、この上昇は中国が世界市場で重要な役割を果たし、価格と需要に影響力を持つことを示すための戦略だと指摘している。ドナルド・トランプの勝利はすでに貿易摩擦を引き起こしており、中国はその立場を貿易交渉のテコとして利用するだろう。
