アムコーの2024年第3四半期の売上高は前年同期比2.6%減となった。 売上高は$3.35MM、フレキシブル製品売上高は$2.55Mで、前年同期比0.6%減となった。
硬質包装の純売上高は前年比8.5%減の8億100万ドルであった。 純利益は前年同期の1億5200万ドルに対し、1億9100万ドルだった。
アムコアのピーター・コニエツニー最高経営責任者(CEO)は、アムコアが包装大手の「より利益率が高く、急成長しているカテゴリー」であるヘルスケア、食肉、ペットケア、プレミアムコーヒーに重点を置いていることを強調した。アムコーの2025年度第1四半期は9月30日に終了した。同社は6月30日までの2025年度のガイダンスを再確認した。調整後のフリーキャッシュフローは9億ドルから10億ドルを見込んでいる。
硬質と軟質の動向:硬質包装では、顧客と消費者の需要が引き続き低迷する中、Amcorは北米における飲料の数量減少を指摘した。軟包装では、ヘルスケアカテゴリーで在庫調整が続いている。しかし、フレキシブル事業全体では、食肉、液体、生鮮・冷凍食品の数量が増加し、全体の数量は前年同期比で約5%増加した。
Amcorはまた、同社を1億2200万ドルで売却することで合意に達したと発表した。 1997年にAmcor Rigid Packagingとドイツに本社を置くBericapの合弁会社として設立されたBericap North Americaの株式50%を取得。米国、カナダ、メキシコの3工場で飲料、食品、工業用エンドマーケット向けのクロージャーを製造している。2024年度の売上高は約1億9,000万ドル。Amcorは、今回の買収が2025年度の業績見通しに影響を与えるとは考えていないと述べている。