ロンドンを拠点とする缶メーカー、ウィリアム・セイ&カンパニーはこのほど、同社の伝統と革新性を称えるため、バーモンジー工場にある手工具工房の壁に、地元のアーティスト、コックニー・グリーンによる手描きの壁画を依頼した。
この壁画は、創業者ウィリアム・セイにインスパイアされたもので、同社のオンライン・プロフィールを示すレトロなポラロイド、英国の製造業を象徴するユニオンジャックの熱気球、そしてメタル・リサイクル・フォーエバーのロゴも描かれている。
壁画には、第二次世界大戦の退役軍人であり、戦時中に同機を操縦していた同僚のコリン・ベルDFCを称え、細部まで精巧に描かれたスピットファイア機も描かれている。 コリンは1980年代に初めてウィリアム・セイを支援し、会社の財政管理を支援して以来、チームの親密なメンバーとなっている。
コックニー・グリーンのアーティスト、アラン・デイヴィスとキャサリン・マクギネスは、10日間かけて手作業で壁画を描いた。
ウィリアム・セイは、20世紀初頭にさかのぼる手製缶の道具のコレクションを再生させ、今年初めにオープンした新しいビジター・ワークショップを作った。 これらの道具を使えば、例えば密封用のフランジやプレカール、スライドトップ缶用のプレートなどを追加する機械を使って、オペレーターが缶を一から作ることができる。
また、経験の浅い人でも製缶工程を学びながら使用可能なプロトタイプを作成できるよう、道具の安全機能も改良されている。