サントリーホールディングスはこのほど、今年発売20周年を迎える日本のRTD(レディ・トゥ・ドリンク)ブランド、フルーツ風味のウォッカベースのRTD飲料「-196」(マイナス・ワン・ナイン・シックス)のグローバル展開を加速すると発表した。 2月以来、このブランドはアメリカの21州で販売されており、春以降はイギリスとドイツでも販売される予定だ。 -196はまた、年内に東南アジアにも進出する。 196」を通じて新鮮さと喜びを提供し、世界中の熱狂的な消費者とさらに交流・拡大するため、同社は「-196」を各市場に合わせて調整し、現地の成人消費者の嗜好や好みに合わせている。


196」は、2005年の日本での発売以来、市場や消費者の嗜好の変化に対応した新しい価値と卓越した品質を提供し、消費者から高い評価を受け続けているサントリーの缶入りRTDのベストセラーに成長した。
一方、同社は2020年にアジアの他地域への輸出を開始し、2021年にオーストラリア、2023年に中国で発売するために、異なる風味とアルコール度数(ABV)の製品を適合させ、現地の消費者から好評を得ている。


「サントリーRTDカンパニーの仙波祥社長は、「日本、オーストラリア、アメリカなどで多くの消費者の皆様にご愛飲いただいている-196のグローバル展開を発表できることを嬉しく思います。 「当社は、100年以上にわたる酒類・スピリッツの製造と、RTD先進国であり成熟した日本で培ったRTD事業の経験により培われた、優れたリキッドデザインとクラフトマンシップを有しています。サントリーグループのグローバルなプラットフォームと当社の強みを活かし、世界に商品と事業を展開していきます。”と彼は付け加えた。


196に加え、同社はRTD事業において、日本の低アルコールRTDブランド「ほろよい」、プレミアムレディ・トゥ・サーブのカクテルブランド「オン・ザ・ロックス by ビームサントリーTM」、「ジムビーム ケンタッキークーラー」、「ハイボールRTD」など、多様なポートフォリオを有している。


世界のRTD市場は拡大基調にあり、年平均成長率は約20%である。2020年から2022年の間に1 今後も成長は続き、2030年には500億ドルに達すると同社は予測している。2.


サントリーは2030年までに世界のRTDで30億ドルという目標を掲げている。 この-196の世界的拡大とともに、同社はRTD分野における世界的リーダーを目指し、革新的な製品を開発し、世界中に提供し続ける。