飲料缶協会は、業界における本容器のイノベーション、サステナビリティ、コミュニケーションへの貢献を称える飲料缶90周年記念アワードの第1回を開催しました。授賞式は9月25日、スペイン工学研究所で行われ、主要飲料ブランド、各種協会・団体、メディアの代表者が集いました。

合計で6つの賞が各部門で授与されました。審査員は、Envisage創業者で協会初代ディレクターのミゲル・アバジェ、元コカ・コーラ幹部デオドロ・バジェ、デザイナーのマルタ・パスクアル(Uak Design)、コンサルタントのカルロス・ヒメノ、新聞Marca副編集長のヘラルド・リケルメといった著名な専門家で構成されました。

受賞者は次のとおりです。

  • 清涼飲料のデザインMonster Bad Apple。ベアトリス・ブラスコ(ANFABRA)が授与し、イベリア地域副社長マルクス・クレブスが受領。
  • ビールのデザインAlhambra Reserva 1925。ハコボ・オラリャ(スペイン醸造協会)が授与し、セレネ・マルティンとパウラ・ルエダ(マオウ・サンミゲル)が受領。
  • 新飲料のイノベーションLa Casera Hierbabuena。マルタ・パスクアルが授与し、マルタ・ブリソ(サントリー食品スペイン)が受領。
  • 容器のイノベーションEneryeti。ヨランダ・サンス(スペイン金属印刷協会)が授与し、同社のダニエル・アルバレス代表取締役が受領。
  • 最優秀コミュニケーションCruzcampo「Cervezas con mucho acento」。ヘラルド・リケルメが授与し、イレネ・アセンシオ(ハイネケン)が受領。
  • サステナブル・ブランド:缶の循環性への取り組みを評価し、全社への集合的表彰。ミゲル・アバジェが授与し、業界を代表してパロマ・サンチェス(FIAB)が受領。

司会のメルセデス・ゴメスの進行で、冒頭に協会会長ジュイス・ピタルクが登壇し、脱炭素戦略および将来のデポジット・リターン制度のスペインとポルトガルでの導入における缶の重要性を強調しました。

締めくくりとして環境ジャーナリストのミゲル・アグアドが、日常生活における本容器の役割に関する感動的なスピーチを行いました。式典後は、スペイン工学研究所の庭園でレセプションが催され、来賓が交流しました。

受賞缶