米国を拠点とする食品・飲料包装会社ルミは、使い捨てプラスチックの使用による汚染を削減するという目標を支援するための第1回資金調達を完了した。 同社は「ルミカップ」と呼ばれる画期的な製品で、使い捨て飲料パッケージ業界を変えようとしている。


具体的には、使い捨てで無限にリサイクル可能なアルミマグで、市場最軽量でもある。 同社は2021年に設立され、プラスチックカップに代わるより持続可能な代替品を提供することで、世界的に増加する使い捨てプラスチックの使用と闘うことを目的としている。 さらに、イノベント・グループ、ハイドラ・グループ、レスポンシブル・ファンドといった多くの投資家が投資ラウンドに参加した。 さらに、今回の投資は、ブランドの認知度を高め、顧客獲得活動を改善することにより、ルミのマーケティングおよび販売能力をさらに拡大することにつながる。 同社にとってのもうひとつの優先事項は、大量の注文に対応するため、強力な在庫を確立し、生産量を増やすことである。


ルミの共同設立者兼CEOのケヴィン・ダイアモンドは言う: 「使い捨て飲料容器の現状に挑戦し、無駄なプラスチックカップに代わる、環境に優しく高性能な代替品を世界に提供することです。


「今日の発表は、私たちの粘り強さ、長年にわたる綿密な設計技術、そして投資家の信頼の証です。世界中で毎年5,000億個販売されているプラスチックカップから、1,000万トンの使い捨てプラスチック廃棄物が発生しており、変化を求める声は大きく、緊急の課題となっています。私たちはその準備を進めながら、食品と飲料の包装における真の持続可能性を待ち望んでいる世界にルミカップを紹介できることを嬉しく思っています」。ダイヤモンドはこう付け加えた。


一方、ルミは「ルミキン」と呼ばれる2オンスのラメキンの市場投入も計画している。 この製品は、厨房でソースやドレッシング、付け合わせを入れる小皿として使用される。 また、同社は来年初めから、ホスピタリティ、エンターテインメント、旅行、レジャーなど、さまざまな業界向けに製品の出荷を開始する準備を進めている。


ルミカップは2024年初頭から、ホスピタリティ、エンターテイメント、旅行・レジャーなどの業界の消費者に向けて出荷される予定である。この環境に優しい製品は、9オンス、12オンス、16オンスのサイズが用意され、幅広い種類の冷たい飲料を提供するのに適しているため、飲料パッケージ市場に革命を起こすことを目指している。