一部の缶から微量のプラスチックが検出されたため、汚染の懸念からコカ・コーラ・オリジナルの一部ロットのリコールが出された。

米国食品医薬品局(FDA)は、このリコールを「クラスII」に分類しており、これは、摂取により軽度の、あるいは可逆的な健康への悪影響が引き起こされる可能性があることを示すが、重篤な結果を招く危険性は低い。

リコールの対象となるのは、イリノイ州とウィスコンシン州で流通する12オンス缶12本入りの約864ケースである。この飲料はミルウォーキーに本社を置くレイズ・コカ・コーラボトリング社が製造したものである。今のところ、この措置はこの2州に限定されている。

同社の広報担当者によると、今回の回収は自主的なもので、製品が同社の品質基準を満たしていなかったことに対応するものだという。同社は飲料の安全性と品質を最優先しているという。

FDAは消費者に対し具体的な指示を出していないが、該当する製品を消費せず、購入店に返品して返金することを推奨している。