国際的な食品・飲料グループであるプリンセス社は、本日、イタリアのニューラット・フード社(Newlat Food S.p.A.)が、三菱商事からプリンセス・グループ(以下「グループ」)全体を買収する意向であることを発表した。 現在は三菱商事が所有している。


最高経営責任者のサイモン・ハリソンは次のように述べている。 「ニューラットがグループの戦略的成長計画、ブランド戦略、卓越した事業運営、人材文化に対する信頼を共有してくれることを嬉しく思います。売却計画は現在も進行中であり、詳細については追ってお知らせします。”


グローバルな供給ネットワークと、ブランドおよび自社ブランドの顧客向け製品ポートフォリオを持つプリンセス社は、英国最大級の食品・飲料グループである。 当グループは高品質の製品の製造と供給を専門としており、国際的な大手食料品サプライヤーとして、英国および欧州の数百万人の消費者が毎日、当グループのブランドまたは自社ブランド製品を購入している。


プリンシズは英国(リバプール)に本社を置き、ヨーロッパ大陸ではオランダを拠点に事業を展開している。
ニューラットは、子会社のCentrale del Latte d’Italia、Symington’s、Newlat GmbH、EM Foodsを通じて、イタリア、英国、ドイツ、フランスの4カ国で事業を展開している。 Newlat Food S.p.A.とその子会社Centrale del Latte d’Italiaはともにミラノ証券取引所に上場している。


ニューラット・フードS.p.Aとそのグループは、買収完了後、 「ニュー・プリンセス・グループ」となる。プリンセス・リミテッドはそのアイデンティティを維持し、英国を拠点とする新プリンセス・グループの子会社として活動する。 新生プリンセス・グループは、31の工場を擁するグローバルな運営ネットワークと、10の異なるカテゴリーにおける多様なポートフォリオを持つことになる。