APEAL(欧州包装鋼板生産者協会)は、12月4日付でスティーブ・クラウス氏を新事務局長に任命したことを発表した。
スティーブは、拡大生産者責任(EPR)における20年以上の経験と、包装廃棄物の収集、分別、リサイクルにおける豊富な経験を生かしている。
2018年にサステナビリティ・マネージャーとしてAPEALに入社したスティーブは、スチールパッケージングの数々の技術プロジェクトで重要な役割を担ってきた。 リサイクル性、リサイクル率、ライフサイクルアセスメント(LCA)、製品環境フットプリント(PEF)などの分野を担当。 最近では、包装・容器包装廃棄物規制(PPWR)に関する継続的な議論の中で、より循環型経済における鉄鋼などの永久材料の重要な役割を強調するため、政策立案者と積極的に関与している。
「APEAL での 5 年間、スティーブはリーダーシップ、専門知識、循環型思考への情熱を発揮してきました。PPWR包装の持続可能性においても、環境に優しい鉄鋼への移行に伴う鉄鋼業界においても、大きな革新が起きているこの時期に、彼がAPEALを率いてくれることを嬉しく思います」とAPEALのリュック・ブランチェス社長は語った。
スティーブは、7年間同職を務めたアレクシス・ヴァン・マールケの後任となり、現在は別の部門で新たな機会を模索することを選んだ。
「私は、この業界のすでに確固たるサステイナビリティを構築し、より循環的な未来を形成する上で包装用スチールが果たすかけがえのない役割を実証することを楽しみにしています」とスティーブは語った。
それ以前は、ベルギーの家庭用包装のEPR制度であるフォスト・プラスで様々な役職を歴任し、EPRアライアンスのEXPRAで働き、EPRに基づく革新的で持続可能な循環モデルを確立するため、EU内外で産業界と当局の双方に指導を行った。 アントワープ大学で応用経済学の修士号を取得。
APEALは、彼のリーダーシップの下での継続的な成功と成長を期待している。