日本のビール会社サッポロホールディングスは、現在グループCEO兼常務取締役の時松浩氏が社長に昇格すると発表した。


今回の経営陣交代は、同社が「事業ポートフォリオの再編成を進めながら、中核事業の収益力強化に取り組んできた」ことを受けたものだ。


時松氏は2025年3月の株主総会・取締役会後にサッポロとサッポロビールの社長に就任する。ポッカサッポロフード&ビバレッジ社長は退任する。現社長の大賀正樹氏は特別顧問に転じる。


時松は、アルコール飲料、不動産、食品、ノンアルコール飲料を含む様々な分野の専門知識をもたらす。
サッポロは、時松が国際市場における 「更なる成長の原動力」となることを期待している。


時松社長は 「グループの総合力を生かし、経営資源をさらに集中」させ、 「企業価値の向上を実現する企業体」に変革していくと述べた。時松氏の昇格に伴い、サッポロはグループ執行役員の人事も発表した。