イタリアを代表する観光地コモ湖に、新しいお土産が登場した。 それは、湖岸から直接採取した「新鮮な空気」の缶詰である。
販売代理店ItalyComunicaが発売したこの製品は、10ドル(約200メキシコ・ペソ)で販売され、21%の酸素、0.93%のアルゴン、0.04%の二酸化炭素、少量の窒素とネオンの混合物を含んでいると主張している。
この一風変わったお土産のアイデアは、マーケティングのスペシャリストであるダビデ・アバニャーレ氏によるもので、この地を訪れる観光客に独創的で持ち運びしやすいものを提供しようとしている。 彼がCNNに説明したように、この缶入り空気は、観光客が自宅で開けて鉛筆立てとして再利用できるような「形のあるお土産」にすることを意図している。
ロンバルディア州観光局によると、2023年には560万人以上の観光客が訪れたという。
空気の缶詰の販売は贅沢なように見えるかもしれないが、観光市場では目新しいものではない。アイスランドとカナダも同様の商品を提供しており、純粋な空気の缶詰を販売している。カナダの場合、2015年に中国人客の需要によって大人気となった。