コナグラ・ブランズは、ブリンウッド・パートナーズのポートフォリオ会社であるホームタウン・フード・カンパニーと、シェフ・ボヤルディ・ブランドの非冷蔵製品ラインを売却する正式契約を締結した。この取引には、ペンシルバニア州ミルトンにある生産施設と、ホームタウンがコナグラにライセンス供与する冷凍スキレット・ミールを除く、これらの製品に関する全ての資産と事業が含まれる。
取引に含まれる製品の2024年度の純売上高は約4億5,000万ドル。売却額は現金で6億米ドルで、取引完了は2026会計年度の第1四半期となる見込み。
コナグラのショーン・コノリー最高経営責任者(CEO)は、今回の事業売却は、冷凍食品やヘルシー・スナックなど、より高い成長が期待できる事業にポートフォリオを集中させるという同社の戦略における重要なステップであり、同社の負債削減に貢献するものだと述べた。
この取引が2025年度期首に完了していた場合、関連費用やその他の一時的な影響を除けば、調整後の1株当たり利益は約4%減少したと推定される。調達資金は債務の返済に充当される予定であり、コナグラは第4四半期決算において財務的影響の詳細を発表する予定である。
センタービュー・パートナーズはコナグラに財務アドバイスを提供し、メイヤー・ブラウンは法的アドバイスを提供した。
シェフ・ボヤルディは、ラビオリ、スパゲッティ&ミートボール、ラザニアなどの調理済みパスタ製品で知られるアメリカの缶詰食品ブランド。年にアメリカに移住したイタリア人シェフ、エットーレ・ボワルディによって設立された。ボワルディ氏は、彼のレシピを顧客が家庭で簡単に調理できるようにするため、必要な材料が入ったキットを販売し始めた。