2023年、ビームサントリーとフルコアサントリーは、サントリーオセアニアという名称で、オーストラリアとニュージーランドのプレミアムおよびノンアルコール飲料アルコール市場における提携を発表した。 成長という共通の目標を達成するため、両社は4億オーストラリアドル(約2億5000万ユーロ)を投じて、クイーンズランド州イプスウィッチ(オーストラリア)にカーボンニュートラルな新工場を建設する計画だ。 これは、オーストラリアにおける過去10年以上の消費財への単独投資としては最大規模となる。


新たに開設されたセンターは、効率向上と排出量削減を目的とした持続可能な技術への投資という点で、新たな基準を打ち立てた。 同社は、太陽エネルギーの利用や、14キロメートル以上にわたって地上に設置された独自の太陽電池、バイオマスを燃料とするボイラー、先進的な生産工場など、複数の戦略を実施している。


サントリーオセアニアのグリーンフィールド・プロジェクト・リーダーであるトニー・フィッシャー氏によると、CO2ニュートラル達成のための戦略には、ソーラーパネルやバイオマスボイラーの利用、サプライヤーが提供する専門知識や技術の活用などが含まれるという。
この地域で最もよく知られた2つのブランド、Vエナジーとサントリー-196が、クイーンズランドの新ラインで生産される最初の製品となる。 この新工場では、エナジードリンクとすぐに飲めるアルコール飲料の両方が製造される。


2024年半ばから、新しい生産・物流センターが操業を開始し、来年中には合計18種類の飲料が製造される予定である。