スペイン金属学会(AME)はバレンシアで、持続可能性、環境意識、金属の責任ある使用におけるベストプラクティスを表彰するイニシアチブである第3回インフィニート賞の受賞者を発表した。今回は、エル・カタラタス(El Catalatas)社、ビバ・スチール(Viva Steel)社、環境情報ジャーナリスト協会(APIA)社に賞が授与され、それぞれソーシャル・ネットワーク、組織、メディアにおける貢献が評価された。

ソーシャルメディア部門では、持続可能で実用的、かつ環境負荷の少ない選択肢として金属製保存食の消費を促進したエル・カタラタス(@el_catalatas)が受賞した。その有益なアプローチと活発なコミュニティは、食品廃棄物を減らし、責任ある習慣を奨励する方法として、金属パッケージのリサイクルのメッセージを強化している。

ビバ・スチールは、バレンシア州における循環型経済と金属廃棄物の転換への取り組みが評価され、組織部門で受賞した。その活動は、産業部門がいかに効率的で環境に優しい生産への変革の原動力となりうるかを示している。

メディア部門では、厳密かつ多元的な環境情報発信への貢献が評価され、APIA(環境情報ジャーナリスト協会)が受賞した。授賞式には、同協会の理事であるジャーナリストのフェリックス・テナが代表として出席したほか、さまざまな地域やメディア・プラットフォームから、現在の環境問題の報道に尽力する専門家たちが参加した。

インフィニート賞は、AMEが推進する「メタル・リサイクルは永遠に」キャンペーンの一環として、金属リサイクルの重要性と持続可能性におけるその役割について一般の認識を高めることを目的に、2023年に誕生した。過去には、Todos Somos ReciclajeHelena CevaEFE VerdeKiss The PlanetToo Good To GoProyecto Ecoescuelasなどのプロジェクトが受賞している。

これらの賞により、AMEは、革新性、持続可能性、およびリサイクル可能で耐久性のある素材としての金属の使用における優れた実践を推進する人々の認知度向上へのコミットメントを再確認した。