アイルランドのデポジット・アンド・リターン・システム（DRS）を運営するRe-turn社は、アイルランド国民から返却された飲料容器が10億個に達したことを祝う。
この数字は、地球を4.7周するのに相当する。10億個目の容器は、2月4日（火）にダブリンのキルカーベリーにあるリドルで返却された。2024年2月には数千本であったが、スキーム開始から1年後の現在では、1日あたり500万本を超えるようになった。
リターン・フォー・チルドレンが6月に発足して以来、公共イベントで飲料容器が寄付され、これまでに9万ユーロが集まった。このパートナーシップは、バーナードス・アイルランド（Barnardos Ireland）、バレットタウン（Barretstown）、ISPCCのチャイルドライン（Childline）、ジャック・アンド・ジル（Jack and Jill）、ローラリン・チルドレンズ・ホスピス（LauraLynn Children’s Hospice）、メイク・ア・ウィッシュ・アイルランド（Make-A-Wish Ireland）の6つの全国子ども支援団体を支援するために設立された。これら6団体を合わせると、アイルランドの16万5000人以上の弱者や重病の子どもたちに恩恵をもたらしている。
アイルランドのデポジット・アンド・リターン・システムは、EUのリサイクル目標を達成し、「取って、作って、捨てる」という文化から、貴重な資源を還元し、可能な限り長く経済界に残す文化への転換を促進することを使命とする、循環型経済イニシアチブであり、非営利団体である。このシステムにより、アルミ缶は無限にリサイクルでき、ペットボトルは数回リサイクルできるため、バージン原料の必要性を減らすことができる。
