ロシア最大の缶詰メーカーで、米国のUniversal Beverage Company(UBC)が所有するGlavproduktの売上は、同社がロシア国家の一時管理下に置かれて以降、大幅に減少していることが、ロイターが木曜日に入手した内部文書により明らかになりました。

介入前、Glavprodukt(同国で依然として事業を継続している数少ない米国企業の一つ)は適度な利益を計上していました。しかし、国家管理下に入って以降、同社は純損失を報告し始めています。

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生産は安定を維持しているものの、売上の減少により在庫過剰が発生し、保管能力の拡張と新市場の開拓が必要となっています。

国家が指名した管理者らは、中国、北朝鮮、中東、南アジア、アフリカなどの仕向地への出荷増加を計画しています。ただし、内部文書では中国への納期遅延について警告しており、同市場への参入に困難が生じている可能性を示唆しています。

この件に詳しい関係者がロイターに語ったところによると、農業省は国家管理下にある企業に対し、業績向上を求めているとのことです。